弊社が定期的に無料配信している「くらしとマネー」情報です。

「パーキンソンの法則~後編~」

「パーキンソンの法則~後編~」

前回の配信でご理解いただいた「パーキンソンの法則」に関して、貯蓄にスポットを当てて、克服するための3つの方法を紹介します。 1つめは、生活費の上限を決めること。 法則に支配されている人は、そもそも毎月の収支を把握していないケースが多いです。まずはお金の流れを把握し、毎月いくら貯蓄に回せるのかを計算し、その上で毎月使える上限額を決めましょう。 2つめは、現金の引き出しは月に1回だけにすること。...

「パーキンソンの法則~前編~」

「パーキンソンの法則~前編~」

あなたは、「貯金したいのに今月も赤字」とか「30分で終わる仕事だったはずなのに1時間以上かかってしまった」というような経験はありませんか? もしあるのなら、それは「パーキンソンの法則」かもしれません。 パーキンソンの法則は、2つの法則から成り、日常生活やビジネスで活用されています。...

「ネット通販が利用できなくなる!?」

「ネット通販が利用できなくなる!?」

国土交通省の「宅配便取扱実績」によれば、宅配便の取扱個数は急速に増加しており、2021年度は50億個に達しました。なんと1秒間に150個以上の宅配便が配達されています。 スマホの普及により時間や場所を問わず商品の注文が可能になったことや、ネット通販で扱われる商品の裾野が急速に広がったことにより、ネット通販市場は成長を続けています。 しかし一方で、取扱個数の急増に伴い、宅配業界では人手不足が問題となっています。 宅配の現場で人手不足が深刻になる中、不在のために持ち帰る「再配達」が、宅配便事業者の更なる負担増を招いています。...

「紙幣の顔の決まり方」

「紙幣の顔の決まり方」

2024年度上期をめどに、紙幣が20年ぶりに刷新されます。 その中で、新一万円札に選ばれたのは渋沢栄一。 渋沢栄一は、第一国立銀行(現みずほ銀行)や東京株式取引所(現東京証券取引所)など、約500もの企業の設立に関わった「日本の資本主義の父」と言われています。 紙幣のデザインを変える一番大きな目的は、偽造を防ぐことなので、人物の選定基準としては、なるべく精密な写真・肖像画が残っていることが条件となっています。...

「Cookieに同意する、ってどんな意味だったっけ?」

「Cookieに同意する、ってどんな意味だったっけ?」

最近、スマホやパソコンのインターネットでウェブサイトを見ていると、「クッキー(Cookie)の使用に同意する」「しない」という表示が頻繁に表示されます。少し前までは、こんなに頻繁には出なかったような……。 この表示は、企業が利用者の情報をどのように使っていいのか聞いてくれている行為、つまり消費者への配慮なんです。 そもそもクッキーというのは、インターネットの閲覧履歴を記録する仕組みで、どのウェブサイトを見たのか覚えておいてくれる機能です。...

「70歳まで働く時代!?」

現状、70歳までの就業機会の確保のため、労働者を同じ企業で継続して雇用することの義務化、他企業への再雇用支援、フリーランスで働くための資金提供など、様々な制度が導入されています。 高齢者の労働市場参加を促す最大の理由は、少子高齢化による労働者不足です。日本の人口は2008年をピークに減少し続けており、特に生産活動の中心となる15~64歳の生産年齢人口の減少が著しく、また一方で寿命の延伸により65歳以上の高齢者の人口は増加しています。 そしてもう1つの理由は、社会保障制度の維持です。...

「相続発生時の口座凍結対策」

「相続発生時の口座凍結対策」

相続発生後に口座が凍結されてしまっていて、葬儀費用などの支払いに困ってしまう場合があります。 ですが、相続人が銀行に死亡の事実を伝えず、勝手にキャッシュカードで現金を引き出したりすると、犯罪になる可能性があります。 しかし、2019年7月1日に、葬儀費用など相続人の資金需要に対応する「預貯金の払い戻し制度」が制定され、一定の範囲で引き出すことができるようになりました。 たしかに便利な「預貯金の払い戻し制度」ですが、全額を払い戻しできるものではありません。 そこで、相続発生後すぐに全額の支払いを受けられる方法をご紹介します。...

「Z世代の消費から見る特徴・後編」

「Z世代の消費から見る特徴・後編」

Z世代の消費の特徴の最後は、サブスクリプション。 Z世代の中には、わざわざ必要な物を購入せずに、サブスクリプションやレンタルを利用することで目的を達成するという価値観を持つ消費者が増えています。 また、インターネットの普及で情報量が増え、Z世代は興味を刺激される機会も増えています。中でもSNSの普及により、SNSに投稿することで消費が完結する文化が定着してきており、SNS上には他人の消費結果が溢れています。そのためZ世代は、他人の投稿で消費の疑似体験をし、わざわざ自分で消費する必要があるか、所有する必要があるかを検討するのです。...

「Z世代の消費から見る特徴・前編」

「Z世代の消費から見る特徴・前編」

最近「Z世代」という言葉をよく聞きます。 Z世代とは、1996年から2012年の間に生まれた若者の事で、主に消費行動の視点から彼らの特徴が考察されてきました。 Z世代の消費行動には3つの特徴があります。 まずはデジタルネイティブ。 Z世代は生まれた時から消費方法の選択肢にインターネットという手段がありました。 1999年にヤフー、2000年にはアマゾンとサービスが開始され、それ以前の世代はインターネットの登場に伴い受け入れる必要があったのに対して、Z世代はむしろインターネットという選択肢が無い時代を知らないのです。...