最近「Z世代」という言葉をよく聞きます。
Z世代とは、1996年から2012年の間に生まれた若者の事で、主に消費行動の視点から彼らの特徴が考察されてきました。
Z世代の消費行動には3つの特徴があります。
まずはデジタルネイティブ。
Z世代は生まれた時から消費方法の選択肢にインターネットという手段がありました。
1999年にヤフー、2000年にはアマゾンとサービスが開始され、それ以前の世代はインターネットの登場に伴い受け入れる必要があったのに対して、Z世代はむしろインターネットという選択肢が無い時代を知らないのです。
次にフリーミアム。
基本的なサービスや製品を無料で提供し、更に高度なサービスや機能に関しては有料で行う事で収益を得るビジネスモデルの事です。Z世代にはそのような消費を行う機会が多く、無料で消費することで満足できるならわざわざお金を払う必要がないという価値観を持つ消費者もいます。一方で、スマホゲームの課金や。投げ銭と呼ばれるインターネット送金など、サービス拡充やコンテンツ支援の為に自ら進んで支出を行うという価値観も定着しつつあります。
次回も引き続き同じテーマで配信致します。