2024年度上期をめどに、紙幣が20年ぶりに刷新されます。

その中で、新一万円札に選ばれたのは渋沢栄一。

渋沢栄一は、第一国立銀行(現みずほ銀行)や東京株式取引所(現東京証券取引所)など、約500もの企業の設立に関わった「日本の資本主義の父」と言われています。

紙幣のデザインを変える一番大きな目的は、偽造を防ぐことなので、人物の選定基準としては、なるべく精密な写真・肖像画が残っていることが条件となっています。

お札には人の顔が描かれています。例えば今の千円札は野口英世、五千円札は樋口一葉、一万円札は福沢諭吉です。三人の共通点は、国の為に役立つ様々なことをした文化人であることです。

昔は、板垣退助や伊藤博文など政治家が選ばれることも多くありましたが、政治家はどんなに立派でも後から批判される可能性がある為、ある時からそういう危険のある人はお札に描かないと決まりました。

また、男性が多いのは、顔に細かいヒゲやシワがあると偽造するのが難しいという理由だそうです。

どうでしょう、皆さん!一応!念の為!精密な写真か肖像画、残しておきませんか?

できれば男性は、ヒゲを生やした状態で(笑)