前回の配信でご理解いただいた「パーキンソンの法則」に関して、貯蓄にスポットを当てて、克服するための3つの方法を紹介します。

1つめは、生活費の上限を決めること。

法則に支配されている人は、そもそも毎月の収支を把握していないケースが多いです。まずはお金の流れを把握し、毎月いくら貯蓄に回せるのかを計算し、その上で毎月使える上限額を決めましょう。

2つめは、現金の引き出しは月に1回だけにすること。

現金払いは、気を付けていないとお金の流れが見えにくくなるため、「今月使うお金は○○円だけ!」と決めて、1ケ月に使うお金は1回でまとめて引き出すようにしましょう。

3つめは、貯蓄は「先取り」して手元に置かないこと。

「貯蓄に回そう」と考えているのに、結局は誘惑に負けて使ってしまう人も少なくありません。誘惑を断ち切るためには、毎月貯蓄する金額を決めて、使ってしまう前に貯蓄用の口座に移してしまうか、あるいは強制的に自動振替のかかる金融商品などを活用しましょう。

それでは、パーキンソンの法則を参考にして自分の意思をコントロールしつつ、しっかりお金を管理していきましょう!