国土交通省の「宅配便取扱実績」によれば、宅配便の取扱個数は急速に増加しており、2021年度は50億個に達しました。なんと1秒間に150個以上の宅配便が配達されています。

スマホの普及により時間や場所を問わず商品の注文が可能になったことや、ネット通販で扱われる商品の裾野が急速に広がったことにより、ネット通販市場は成長を続けています。

しかし一方で、取扱個数の急増に伴い、宅配業界では人手不足が問題となっています。

宅配の現場で人手不足が深刻になる中、不在のために持ち帰る「再配達」が、宅配便事業者の更なる負担増を招いています。

このような状況を受けて、国土交通省HPでは、「時間帯指定の活用」「各事業者の提供するアプリ等の活用」「コンビニや駅の宅配ロッカー等の自宅以外での受取方法の活用」を、活用をお願いしたい3つの方法として掲載しています。

ネット通販は、今や私たちの生活に欠かせないものとなっていますが、現状のままでは宅配業界での人手不足からネット通販が利用できなくなるかもしれません。

快適な消費生活を送るためにも、コンビニでの荷物受取や時間帯指定の活用など、できる範囲でやってみましょう!