私たちがビジネスをする上で、経済規範VS社会規範という2つの態度はとても重要です。

お客様からの感謝の気持ちのような、社会規範を重要視して営業活動を行うのか。それとも、価格の割引など経済規範を重要視して営業活動を行うのか。もしかしたら、永遠に答えのない問いかもしれません。当たり前ですが、社会規範と経済規範のどちらも満たすことが理想だと思います。

消費者は、常に損得を勘定し、結果的に最も利益を得られる決断をしようとしますが、実際はそこまで合理的に動くことが出来なかったりします。その時の環境や状況によっては、筋が通っていない非合理的な判断をしてしまうことが多々あります。

結局は、物やサービスを買うのも人、物やサービスを売るのも人です。

コンピューターには決して出来ない、親身になって消費者の気持ちを汲み取る営業活動が出来れば、常に愛され続け、ずっと求め続けられる企業・営業パーソンになれるのではと思います。

金銭的なメリットを提供することはもちろん必要なことですが、ビジネスは人が動かすものですから、金銭面等の経済規範だけではないことは意識していきたいですね。