前回に引き続き「日本と海外の“お金の教育”事情」シリーズ、今回はイギリスの金融教育についてお伝えします。

イギリスはヨーロッパの中でもいち早く金融自由化を行った国。それだけに、金融教育も進んでいます。3歳からお金について学び始め、小学校卒業までに金融と経済、お金に関する社会構造を理解する学習が段階的に実施されます。

例えば“お金の管理”の学習では、小学校入学前に「お金の認識」、5~7歳で「お金の価値」、7~9歳で「現金のみが支払いでないこと」、9~11歳で「信用と負債」「家計管理」などを学びます。
“リスク管理と感情”の学習では「信用・債務・借入・貯蓄の違い」「保険による保証」など、日本では高校の専門科目でしか扱わない内容を既に小学校のうちに学んでいます(なんと!?)

このような教育の土台があるためイギリスは今やキャッシュレス大国。親から子へのお小遣いもプリペイドカードへの入金がスタンダードになりつつあるとか。子どもは専用アプリでお小遣い管理しているそうですよ❕

イギリスの小学生に負けぬよう、私たちも学ばないといけませんね💦