前回、既存産業テクノロジーが生み出す多様なクロステックについてお伝えしました。その中でもブームなのが「ボイステック」です。
ボイステックとは音声テクノロジー。「OK,Google」と呼びかける「スマートスピーカー」もその一つで、様々な音声技術の開発や音声インフラが進んでいます。
なぜいま音声なのか
テレビやネット動画、インスタなど、私たちの「視覚」には既に空きがありません。そこで、忙しくて手が離せなくても頼れるのが音声。「ながら聴き」ができるメディアは便利ですし、耳にはまだ空きがあります。
様々なパーソナリティのチャンネルをスマホで聞ける「ボイシー」、誰でも手軽に配信できる音声配信アプリ「stand.fm」、ポッドキャスト×出版社の「聴くマガジン」など、様々なボイスメディアが登場しています。
今話題の「えんとつ町のプペル」では「ハロームービー」という映画の音声ガイドアプリで副音声を聞きながら鑑賞するという新しい楽しみ方を提供しています。
今後、日常生活の中でも様々なボイステックの活用が進んでいくかもしれませんね