車離れ、新聞離れ、テレビ離れ、アルコール離れ、などが代表的なものです。

若者は、シェアリング・サブスク・無料のネットサービスといった、安価で高品質なサービスを使いこなす事で、あまりお金をかけなくても以前よりもハイレベルな消費生活を送るようになっています。

しかし一方で、マイホームについては未だ根強い支持を得ており、国勢調査によると30代の持ち家率は上昇傾向にあり、住宅購入の年齢が若年化しています。

その背景には、金融緩和による金利の低下や銀行の住宅ローンビジネスはの積極化により、住宅ローンを利用しやすい環境になった事に加え、住宅ローン減税の政策も後押ししています。

ただ、消費が増えたのは喜ばしいことですが、住宅購入が拡大した30代はローンの返済期間が長い為、住宅ローンを変動金利で借りている場合の金利上昇による支払利息の増加、景気の低下による収入の減少、早期の住宅購入でかさむ老朽化による修理修繕費など、様々なリスクに直面する可能性があることには注意が必要です。

将来のリスクを見極め、計画的に返済していく為の知識を身に付ける事が早急に必要かもしれませんね。