コロナウイルス、ウクライナ情勢、インフレ、円高。めまぐるしく色んな事が私たちの生活を脅かしてきますが、ちょうど3年前の6月に世間を騒がせていたのは「老後2,000万円問題」です。当時は、ニュースや紙面などで毎日のように耳にしましたね。

金融庁の金融審議会「市場ワーキンググループ」の報告書により、「老後の30年間で約2,000万円が不足する」と発表され、大きな話題になったものです。

老後2,000万円問題が話題になった背景には、平均寿命の延伸化、平均退職給付額の減少、働き方の多様化などが挙げられますが、老後に2,000万円が不足するというのは全ての人に当てはまる訳ではありません。

しかしながら、誰もが必ず迎える老後を資金不足なく過ごす為には、一人一人が今のうちから出来ることをコツコツとこなして準備していくことが必要不可欠ですね。

次回は、老後の資金不足を防ぐいくつかのポイントについてお話していきますので、老後に向けた対策として参考にしてみて下さい。