今日3月26日は、ドイツの統計学者エルンスト・エンゲルが生誕した日です。

エルンスト・エンゲルの名が広く知られるようになったのは、1857年に発表した「エンゲル係数」で、今では一般社会人に最も周知されている経済指標となっています。エンゲル係数は、家計の支出に占める食費の割合のことで、エンゲル係数が高くなるほど生活が厳しくなると言われています。

その元となる食料品の値上げが止まりません。

今月も身近な食料品の値上げは続き、発売以来初めての値上げとなる「ブラックサンダー」をはじめ、実に3千品目以上の食料品が値上げされました。昨年の3月と比べて約2倍にも達しています。

さらにさらに、食料品の値上げはこれにとどまる気配は全くなく、今年の8月までに年内合わせて2万品目を超えるとも予測されています。

しかし、健康な日常生活を過ごしていくには、食費の節約にも限界があります。

しかも、食費の削減は我慢や苦労が大きい割には、実はそれほど効果は高くありません。

やはり、家計が厳しくなってきて支出を抑えたくなった場合には、真っ先に削るべきは固定費です。

今一度、固定費のムダを探してみてはいかがでしょうか。